結納には、大きく別けて3つのスタイルがあります。
※両家が一堂に会して行う場合には、仲人を立てる場合と立てない場合の2種類があります。
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結納には、大きく別けて3つのスタイルがあります。
※両家が一堂に会して行う場合には、仲人を立てる場合と立てない場合の2種類があります。
席の決め方は部屋の条件によって様々ですが、上座が男性側となります。また、女性宅に男性側が訪れる場合は、入り口から遠い側に男性の席を設けます。
※結納品は、スペースにより床の間や床の前に飾ります。
本人と両親が揃って出迎え、部屋にお通しして「どうぞご用意下さいませ」と簡単な挨拶をします。
「ありがとうございます。さっそく用意させて頂きます」と挨拶し、持参した結納品を飾ります。
※受書を男性側が用意してる場合は、前もってお渡ししておくか、当日ならば玄関にてお渡しする。もしくは入ったらすぐお渡しします。
父親が「本日はお日柄もよろしく、婚約のしるしに結納の品々を持参しました。幾久しくお納めください」と述べて、目録などを入れた広蓋のふろしきを取り、ふくさを掛けた状態で差し出します。
父親が「ありがとうございます。幾久しくお受けします」と受け取ります。
全員で別室に移り、目録を確かめ広蓋から出します。その男性側の広蓋に“受書”“お多芽紙”“お多芽”を乗せ、男性側のふくさを掛けて席に戻ります。
※別室に移らず、その場で確認する場合もあります。
父親が「受書でございます。お納めください」と述べ、男性側に渡します。
父親が「拝見します」と述べて受け取り、受書を全員で確認して「お受け取りいただき、ありがとうございます」と挨拶します。
どちらかの親が「二人の婚約が成立し、おめでとうございます」と祝いの言葉を述べます。
※この後、両親が簡単な挨拶を交わしたり、二人がお礼の挨拶をするのも良いでしょう。
桜湯やお菓子などで歓談し、頃合を見計らって祝膳を出します。
女性の父親が「行き届きませんが、二人の婚約を祝って乾杯したいと思います」などと音頭をとって祝膳に誘います。
仲人の移動の仕方は、両家のお宅と使者のお宅と距離や足の便などの条件ありますから、双方で良く話し合って決めましょう。
また、お茶や酒肴(祝膳)をどちらがするかも時間帯にもよりますから、よく話し合って決めればよいのですが、ここでは一般的な例を示します。
※結納品は、スペースにより床の間や床の前に飾ります。
男性宅
男性と両親が揃って玄関で出迎えます。玄関先では簡単な挨拶程度で、すぐ床の間の部屋で上座に通します。
「本日はお日柄も良く、誠におめでとうございます。ご両家のご婚約相整い心よりお慶び申し上げます。ふつつかながら私が、本日のお役目謹んで努めさせていただきます」
父親が「本日はご多忙の中、お役目ご苦労様でございます。お陰様で良縁に恵まれ喜んでおります。お約束のしるしに結納の品を○○家にお納めしたいと存じます。お手数ではございますが、よろしくお願い致します」
「承知いたしました。結構な結納の数々、めでたくお預かりし、お届けさせていただきます」
この後、桜湯などで接待いたします。世間話などはせず、また普通は座布団も出しません。
小憩の後、使者と新郎側は簡単な挨拶を交わします。
結納飾りなどを箱に詰め、ふろしきに包みます。準備が終われば、簡単な挨拶の後席を立ち、男性宅を出ます。
使者が立ち上がれば、玄関まで見送ります。
女性宅
家族が揃って玄関で出迎えます。玄関先では簡単な挨拶程度で、すぐに床の間の上座に通します。
無言で結納飾りを並べます。目録などを入れた広蓋のふろしきを取り、ふくさを掛けた状態で正面を相手に向けて差し出します。
「この度、お嬢様には○○家とのご婚約がめでたくととのわれまして祝着に存じます。本日はお日柄もよろしく、○○家からのご結納をお届けにあがりました。幾久しくお納めくださいますよにとの、○○家からのお言葉でございました」
父親が「本日はお忙しいところ、誠にご苦労でございます。ふつつかな娘でございますが、お陰様で良縁が整い、ありがとうございました。ご丁寧な結納品の数々、ありがたく幾久しくお受けいたします」
全員が一度別室に移り、目録を確認し、広蓋から取り出します。男性側の広蓋に上から順に“受書”“お多芽紙”“お多芽”を乗せ、男性側のふくさを掛けて席に戻り、使者の前に運びます。
「受書でございます。どうぞお納めくださいますように」と述べます。
※別室に移らず、その場で確認することもあります。
「承知いたしました。確かにお預かりし○○家にお届けに参ります」
仲人と女性側とで会食をします。
使者が立ち上がれば、玄関までお見送りし、一礼します。
男性宅
男性と家族が揃って玄関で出迎えます。玄関先では会話はせず、すぐに床の間の部屋の上座に通します。
女性側から預かった受書を渡します。
「これは○○様からの受書でございます。ご結納の品、幾久しくお納めいただきました」と述べます。
父親「ありがとうございます。お陰様で結納の儀を滞りなく行うことができました。本日は誠にありがとうございます」
仲人を立てる場合と立てない場合があり、立てない場合は基本的に女性宅で行う場合と同じです。
仲人を立てる場合は、一同が会した中で仲人が取り次ぐ形になります。ホテルなどでは、司会者が仲人代わりに進行を行う場合もあります。
男性側からお預かりした結納品を仲人が飾り、その間は男性側も女性側も部屋には入らないのが本来の形式です。会場で飾り付けしてくれる場合もあります。
「本日はお日柄も良く、誠におめでとうございます。ふつつかながら私が、本日の大役、謹んで務めさせていただきます」と挨拶を述べます。
夫人が男性側へ行き、目録などを入れた広蓋のふろしきを取り、ふくさを掛けた状態で女性の父親の前に持っていきます。
「○○様からのご結納の品でございます。幾久しくお納めください」と述べて一礼します。
父親が「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします」と受け取り、全員で目録を確認します。目録、金子などを女性側持参の広蓋に移します。男性側の広蓋に“受書”“お多芽紙”“お多芽”を乗せ、男性側のふくさを掛けます。
夫人が受書を女性側の前から男性の父親の前に運びます。
「○○様からの受書でございます。お改めください」と述べて一礼します。
父親が「ありがとうございます。拝見させていただきます」と、一礼して受け取ります。その場で受書を確認し、男性と母親にも見せます。
男性と母親が席に戻ったところで「めでたく結納が整いました。誠におめでとうございました」と、締めくくの挨拶をします。
両家の父親が「お陰様で婚約が整いました。誠にありがとうございました」と、お礼の口上を述べます。
一同で食事をします。
◆注意事項◆
女性側も広蓋、ふくさ、ふろしきを用意しておきましょう。受書などを会場に持参するためと、男性側からの目録を持ち帰るために、女性側も広蓋、ふくさ、ふろしきを用意する必要があります。
当日の進行は、会場の条件などにより異なってきます。会場側と十分な打ち合わせを行っておきましょう。